2030年

すべてが「加速」する世界が話題ですね。

20世紀もしっかり経験した私(おそらく多くの方も)にとって、体感、実感をもってビシビシと感じます。

製造の世界もとうに加速度変化の中にいますが、2030年はどうだろう。

「お客様が求める良いものを安く継続して提供する」ことが製造業の意義だと考えると2030年はお客様が欲しいものを待ち時間なくタイムリーに届けることは不可欠と考えられる。BtoCなら完全にパーソナライズされた製品を、BtoBならお客様向けにカスタマイズされた製品を届ける。

何を作れば良いのか「設計図」さえあれば誰でもモノを作れる世の中になるとするとキーワードは自動化と物流だ。手書きの設計図がそのままモノになるのであれば、あとは材料と製造設備さえあれば良い。簡単な製造設備といえば3Dプリンター。設計図と材料を選べば、あとは自動で作ってくれ、手軽さからオンデマンドの要望には対応できそうだ。

携帯電話、自動車、飛行機、多くのモノのカタチや技術が枯れてきている。カタチが決まってしまえば、誰でも同じものが作れる。場所を問わず、全世界的に同じものを作るのか、地産地消でエリアごとに作るのか、オンデマンドで3Dプリンターに頼るのか。サイエンス・フィクションはサイエンス・ファクトになり、製造業の役割と差別化、存在意義は明らかに変わる。




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